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稚内層珪質頁岩(いわゆる稚内珪藻土)

稚内層珪質頁岩(いわゆる稚内珪藻土)

稚内層珪質頁岩とは

稚内層珪質頁岩は、自然素材でありながら調湿機能を持ち合わせており、これまでは主に住宅用建材(壁材)に使用され、最近では消臭製品などの日用品にも用いられるなど、その機能を活かした商品が作り出されています。
一般的には“稚内珪藻土”とも言われていますが、学術名は“稚内層珪質頁岩”です。
稚内層珪質頁岩は、深い海の中で繁栄した微細なプランクトンである珪藻の遺骸(シリカ-SiO2が主成分、非晶質シリカ)が、新第三紀中新世後期(約1,200万年前~約700万年前)に堆積し、次第に圧密を受けて地層中の非晶質シリカ(オパールAという)が結晶質シリカであるクリストバライト(オパールCTの一部)に変化することによって形成されました。

稚内層珪質頁岩の優位性

室内の湿度をコントロールするには、壁の素材が自らの力によって水蒸気を吸着し、また放散することが重要です。日本古来の木材などはその典型的な材料ですが、稚内層珪質頁岩は室内の湿度を60~70%程度に維持することができる材料です。 また、稚内層珪質頁岩は他の原料と異なり、一定温度までの焼成によってもその性能が維持されるという優れた性能があり、また、酸性環境に強く、一般的な酸性の薬品処理によっても調湿機能が低下することはありません。 稚内層珪質頁岩は、他地域で産出される珪藻土と比較すると、吸放出機能が2~5倍、炭の数倍の高い水蒸気吸放出機能を持ち、その他にも“消臭・脱臭”作用を有していることが解明されています。

人と環境に優しい稚内層珪質頁岩

稚内層珪質頁岩が持つ機能は、人々が生活する上で非常にメリットのある自然素材です。稚内層珪質頁岩は調湿機能等により室内環境を改善することにより、人体に優しい生活空間を作ってくれます。



監修:地方独立行政法人北海道立総合研究機構 産業技術研究本部 工業試験場 及び 環境・地質研究本部 地質研究所

活用事例

稚内層珪質頁岩を使用したコースター
[稚内層珪質頁岩を使用したコースター]
●稚内層珪質頁岩で作られた主な商品
 ・調湿建材(内装壁材)
 ・コースター、バスマット等タイル製品 など
●稚内層珪質頁岩が使用されている主な施設
 ・稚内市立図書館
 ・南地区活動拠点センター
 ・特別養護老人ホーム、高齢者住宅 など

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  • 宗谷岬・宗谷丘陵(北海道遺産)
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